新卒社会人日記
<はじめに>
私の趣味の一つとして「読書」があるのですが、今回は私が社会人になってから読んだ本の中で、特に新卒社会人の方に役に立つ知識が詰まっている本を紹介します。
また、新卒社会人の方だけでなく、若手からベテランまで社会人全員にとって学びのある本なので、ぜひ最後までブログを読んでいただき、明日から実践してみてください。
<社会人に役に立つ本紹介>
今回紹介する社会人に役に立つ本は、「数値化の鬼」です。
この本では、数字は今自分に何が足りていないか、どういう課題があるのか「見える化」し、それを埋めるためにどうするのか考えることで目標を達成できると述べています。
加えて上司が評価をする際に、「売上」や「改善行動の数」や「期限をどれだけ守ったか」などの数値項目として掲示すれば公平な評価をしてもらえます。また、数字は客観的事実のため他社との会話やプレゼンの際に数字を使えば説得力が増し、誤解を減らすことに繋がります。
このように、普段から「数字」を意識しているとやるべきことが明確化され、目標達成へのスピードが早くなります。以下に具体的な例を記載しますのでご活用ください。
【目標】もっと体重を減らしてかっこよくなる
→2ヶ月で体脂肪率15%以下にする
→最初の1ヶ月で20%以下にする
→1週間で2%ずつ減らす
→毎日隣の駅まで歩く、お菓子は食べない、脂質の少ない食事を心がける
最終的な目標に対して月・週・日ごとに目標を定めて達成することで、最終的な目標も達成することができます。ここでは私生活の話を述べましたがビジネスでも同じで、KPI(Key Performance Indicator:最終的な目標のための目標)を数字で具体的に設定することが大事になります。
<Apendex>
上記では物事を数字で考えることがどれほど大切であるかを述べました。ここでは先ほどの内容とは少しそれてしまうのですが、社会人の方に重要な「確率の罠」と「変数」についてお話していきます。
まず「確率の罠」についてです。ある会社に営業職の課員AさんとBさんがいます。2人の営業スタイルは真逆で、Aさんは上司からいただく案件を月10件を限度として引き受け、1つ1つ完璧を目指して丁寧に取り組んでいます。一方Bさんは、上司からの案件を全て引き受け、月に多い時は50件ほど引き受けています。Aさんの案件獲得率は80%、Bさんの案件獲得率は50%です。どちらが優秀な営業マンだと思いますか?
答えはBさんです。
Aさんの案件獲得率は80%、つまり月に8件の案件を獲得しています。一方でBさんの案件獲得率は50%、月に25件の案件を獲得しています。案件の獲得数は多い方が優秀ですから、Bさんの方が優れた営業マンだと言えます。(今回の案件獲得数のみで評価をした場合)
このように、社会は「確率の罠」で溢れています。確率を目にするときには必ず分母と分子の数値を見てから良し悪しの判断をするようにしましょう。また、「平均」も周りの環境が違いすぎて比較対象にならないこともあります。小売店を例にすると、商品Cに関する店舗別平均売上の調査をする際に、商圏や人口動態が違う店舗間での比較は参考になりません。平均より上か下かで優劣をつけるだけが全てではなく、比較対象が何なのか気を付けて算出しましょう。
続いて「変数」です。この本での変数とは、例えば何かを変えれば売上が伸びることの何かに当たる部分のことです。少しわかりにくいと思うので以下に例を記載します。
・アポイント60件 → 商品お試し6件 → 契約1件
・アポイント60件 → 商品お試し12件 → 契約1件
この場合の変数は「商品お試し → 契約」の間のプロセスになります。ここのプロセスで顧客に対してのアプローチを変えれば(変数を変える)、契約件数を伸ばすことができるとわかります。この変数という考え方がないと、どこに伸びない原因があるのかわからず非常に効率の悪い修正をすることになってしまいます。変数を見極めることでやるべきことが明確になり、迅速な改善に繋がります。
「数値化の鬼」いかがだったでしょうか。
優秀なビジネスパーソンは常に意識している数字で物事を考える思考法は、だれでもすぐに始めることができます。クセをつけるには時間がかかるかもしれませんが、クセがついた時あなたのキャリアが伸びることは間違いないでしょう。新卒社会人の方は売上や利益などに関わることが少なく数字で結果を残すのは難しいかもしれませんが、「1日の行動回数」や「小さなことでも解決した数」を記録し、できるところから積み上げていきましょう。私もまだまだできていないので、一緒に頑張りましょう!!


